明治維新150年!30分で回る幕末めぐり・「鳥羽・伏見の戦い」

明治維新150年!30分で回る幕末めぐり・「鳥羽・伏見の戦い」

こんにちは。
【Online Shop 月桂冠】の尾原です。

酒どころで有名な京都・伏見に
月桂冠の本社があります。

酒蔵や古い町並みが残り、
春は宇治川派流の桜まつり、
夏は大倉記念館周辺のライトアップ、
秋は御香宮の花傘巡行、
冬はもちろん日本酒!
ということで一年中
観光客でにぎわう町です。

もうひとつ、
今年の大河ドラマでも
取り上げられている
幕末の歴史的建物や
史跡が多いのも伏見の魅力です。

2018年は明治維新150年。
今回は「30分で回れる幕末めぐり」と題し、
月桂冠の地元伏見の
「鳥羽・伏見の戦い」にまつわる
史跡をご紹介します。

鳥羽・伏見の戦いとは?

1868年1月27日から30日までの3日間、
明治新政府軍と旧幕府軍のあいだで
繰り広げられた武力衝突のことで、
のちの「戊辰戦争」の緒戦となります。
特に伏見での戦闘は熾烈だったと
言われています。

鳥羽伏見地図

大倉記念館案内板

月桂冠本社のすぐそばにある
「大倉記念館」の案内板を
スタートして、北へまっすぐ進みます。

①会津藩駐屯地跡

会津藩駐屯地跡

「鳥羽・伏見の戦い」では
旧幕府軍に属していた会津藩は
「伏見御堂」という
徳川ゆかりのお寺を宿陣としていました。
今は幼稚園になっています。

②伏見奉行所跡

「伏見御堂」から東にのびる
「魚屋通り」をまっすぐ進みます。
「京阪」本線の踏切を過ぎ、
「近鉄」京都線のガードを過ぎた
最初の角を右に曲がります。

伏見奉行所跡

旧幕府軍や新撰組が駐屯していた
伏見奉行所跡です。
周囲には「奉行所前」、「西奉行町」
という町名が残っています。

桃陵団地入口

来た道を戻り、道なりに北へ進むと、
大手筋通りに出ます。
右手に道路の幅いっぱいの
大きな鳥居がそびえます。

御香宮鳥居

③御香宮

鳥居をくぐって東へ向かうと
国道24号線の手前左手に
「御香宮」があります。

御香宮

「ごこうぐう」
「ごこうのみや」と
称するのが一般的ですが
地元では親しみを込めて
「ごこんさん」と
呼ぶ人もいます。

薩摩藩・長州藩を中心とした
新政府軍の陣地があった場所で、
ここから伏見奉行所の旧幕府軍を
攻撃しました。 

ここまでの所要時間は約30分。

月桂冠の地元には歩いて回れる
幕末ゆかりの地がまだまだ
たくさんあります。

また次の機会に
ご紹介していきたいと思います。