日本酒の持ち味を活かす!日本酒の賞味期間とは?

日本酒の持ち味を活かす!日本酒の賞味期間とは?

こんにちは。
【月桂冠オンラインショップ】の尾原です。

繊細で香りの高い吟醸酒、フレッシュな風味の生酒など
日本酒の種類はさまざまです。
それぞれの持ち味を楽しんでいただくために、
月桂冠の商品についてはタイプ別に賞味期間をお勧めしています。

本醸造酒・普通酒の賞味期間は?

本醸造酒、普通酒については製造年月日から約12ヶ月です。

吟醸酒・純米酒・生貯蔵酒の賞味期間は?

吟醸酒・純米酒など特有の香味が豊かなものや、
生貯蔵酒については製造年月日から約10ヶ月です。

生酒の賞味期間は?

要冷蔵ではない常温流通可能な生酒は、
製造年月から約8ヶ月です。

日本酒の理想的な保管とは?

これらの賞味期間は、未開封で光が当たらず、
涼しいところ(20℃前後)で
保管することが条件前提となりますので、
なるべく冷蔵庫で保管することをおすすめします。

製造年月はどこにあるの?

日本酒は製造年月の表示が義務付けられています。
商品の正面または裏面のラベル、キャップ
パックの場合は上」部に印字しています。

製造年月日

賞味期間を過ぎるとどうなるの?

賞味期間を過ぎてもすぐに飲めなくなるわけではありません。

開栓後でも、冷暗所に保管して、
容器の口やキャップが清潔に保たれていれば
数週間、数ヶ月間経って飲んでいただくことは
可能です。
ですが、開栓後はなるべく早くお召し上がりください。

賞味期間を過ぎた日本酒を利用する方法は?

賞味期間を過ぎた日本酒は、煮物などの
料理酒として利用できます。
料理に日本酒を使うと、食材に煮汁をしみこませたり、
臭みの成分を抑える効果があります。

日本酒の大敵!火落菌とは?

「火落(ひおち)菌」とは、乳酸菌のことです。
乳酸菌は自然界にも生息しており、
アルコールに強い性質を持っています。

この乳酸菌が混入すると日本酒が白く濁ったり、
香味がおかしくなるなどの変化が見られます。

このような場合、体への影響はありませんが、
飲用をやめて、処分するようにしてください。

まとめ

日本酒を劣化させないよう冷暗所で保管いただき、
日本酒のタイプによる賞味期間を目安に
お召し上がりいただくことがポイントです。
それぞれの酒の持ち味を感じながら、
酒肴と共に美味しくお楽しみください。